日语新起点-第二册
Unit 1
01: パーティーに来てくれて、ありがとう。
猫:皆さん、今夜は私の誕生日パーティーに来てくれて、嬉しいです。ありがとうごさいます。
豚:こちらこそ、誘ってくれて、ありがとう。さあ、ケーキが来たよ。「はいチーズ」という大人気のケーキ屋さんのやつだよ。友達が買ってくれたんだ。1時間も並んだそうだよ。
兎:あっ、知ってます。あそこはチーズケーキがとっても人気で、「初恋よりも甘い」って聞いてます。
猫:私も、すっごく美味しいってよく聞くけど、遠いし、高いし、食べたことがなかったんです。
犬:では、僕がケーキを切りましょうか。
猫:お願いします。
兎:美味しい!
犬:うまっ!
猫:こんなに美味しいケーキを食べることができて、幸せです。
豚:では、記念写真を1枚!いきますよ〜、はい、チーズ!
笑顔いっぱいの写真を撮りました。
02: お茶を楽しみながら、音楽を聞きます。
<名のない公園>
家の近くに、名のない公園がある。私の部屋からも眺めることができる。
小さな池もあるし、噴水もある。鳥もよく鳴いているし、花もたくさん咲いている。春は椿、夏は朝顔、秋は紅葉、冬は梅を楽しむことができる。
晴れた日には、その公園に散歩に行ったり、スケッチを描きに行ったりする。
スケッチでは、いろいろな人を描く。書道を練習しているお爺さん。踊りを踊っているおばさん。砂で遊んでいる子供。結婚写真を撮影している新婚夫婦。
「あ、このサラリーマンは何度か見たことあるぞ。今日はちゃんとスーツを着て、ネクタイもしてる。」
「あの女の人は、にこにこ笑いながら、お弁当を食べてる。何かいいことがあったのかな。」
いろいろなことを想像しながら、ゆっくり描く。
この公園にいる間は、忙しい日々を忘れることができる。景色も人も美しい。そして、時々、私を描いてくれた人もいるんじゃないかって思う。
03: 日本についての本を友達に買ってあげた。
犬:あれ?猫さん、若くなりましたね。
ハムスター:人違いですよ。ハムスターです。猫は姉です。姉がいつもお世話になっています。
犬:うそ?!失礼しました!犬です!初めまして。
ハムスター:ああ、犬さんでしたか。思っていたより、親切で面白い方ですね。
犬:猫さんは僕のことについて、何か言っていますか。
ハムスター:優しい方だって。
犬:え、本当ですか?嬉しいなぁ。ほかに僕について知りたいことはありませんか。教えてあげますよ。ふふふふ。
ハムスター:あ、ありがとう・・・犬さん、飲みすぎたんじゃない?
^^
豚:よ!その美少女、猫さんにそっくりだね、何から何まで。もしかして、猫さんの妹さん?
ハムスター:当たり!もしかして・・・豚先輩ですか。
豚:うん、そうだよ。
ハムスター:やっぱり!豚先輩のこと、姉からいろいろ聞いています。
豚:美少女さん、名前は何と言うの?
ハムスター:ハムスターと言います。
豚:可愛い名前だね。どう書くの?
ハムスター:「仓鼠」と書いて、「ハムスター」と読みます。「ハム」と呼んでください。
ハムは犬も豚も面白いなと思いました。
04: 別れは本当に辛いでしょうか。
<美味しいお菓子の食べ方>
あの日は夏休みの暑い日で、歩美さんはペろペろ棒を分けてくれました。お返しに、歩美さんにアイスクリームを買ってあげました。そして二人で公園のベンチに座って、ペろペろ棒とアイスを食べながら、学校生活についてたくさん語り合いました。あんなに楽しい時間は生まれて初めてでした。一日はあっという間でした。
今日はコンビニでペろペろ棒を見て、あの日のことを思い出しました。そして、それを10個買って、家に帰って一人で半分ぐらい食べました。でも、あまり美味しいとは思いませんでした。きっと歩美さんと一緒に食べたから、あんなに美味しかったのでしょう。
また今度、久しぶりに歩美さんを誘って、また二人でお菓子やアイスでもシェアして食べたいと思います。夜の綺麗な星空を見上げるのも悪くないでしょうね。
05: 私の夢は先生になることです。
猫:みんな、楽しそうですね。紹介します。こちら、豚先輩、犬さんと兎ちゃんです。これはうちの妹、ハムです。趣味は旅行することです。この2 ヶ月、旅行でうちに泊まっています。
ハム:これからお世話になります。みんなと仲良くなりたいです。
豚:俺も旅行するの、大好きだよ。いつかみんなで旅しない?
ハム:ぜひぜひ。とっても楽しみです。
犬:僕の夢は色んな国を回って、美味しいものをたくさん食べることです。「ハム」、美味しそうな名前・・・・・・
ハム:えっと・・・・・・本当に食べるのが大好きですね。
猫:あれ?象君がいない。おかしいな。
兎:お手洗いに行ってるかもしれません。10 分ぐらい前に、誰かがお手洗いで吐いてるのを聞きましたが、あれはもしかして象君だった・・・・・・?大丈夫でしょうか。
猫:それは象君じゃないと思います。さっき私は象君が廊下で携帯をいじっているのを見ましたから。きっとまだ廊下にいると思います。
犬:あっ、見て!あの窓のところにいるのは象君じゃないですか。
1 時間後、みんなで二次会に行きました。
06: にこにこしながら、挨拶する。
<玄関のぬくもり>
私は家中のどこよりも、玄関が好きだ。玄関は入り口にあって、普通の廊下とあまり変わらない、と思う方もいるだろう。確かに、リビングほど広くないし、そこで潰す時間も寝室ほど長くないが、私はとにかく玄関が好きだ。
玄関はどこかへ出かける時必ず通るところだ。私はいつもここで、鍵や財布、カード、傘などをそろえる。手荷物を整理しながら、玄関で見送りしてくれたお母さんのにこにこした顔を、時々思い出す。こんな時、玄関は「行ってらっしゃい!」と元気いっぱいに声をかけてくれる。
家に帰って必ず通るところ、それもまた玄関だ。ドアを開けた瞬間、気持ちが変わる。ほっとする。玄関の外はお世辞と仕事、中は自分の世界。玄関は「お疲れ」「お帰り」と、優しく迎えてくれる。
玄関は気持ちを切り替えるスイッチだ。思い出いっぱいで、暖かい場所だ。
07: 計画を立てようと思う。
犬: うさちゃん! ちょっどよかった。さっき掲示板の前で、これを見たんで、渡そうと思って・・・・・・どうぞ。
兎: 犬先輩、ありがとうございます。何ですか・・・・・・小説コンテスト「ぴかぴかの星」・・・・・・作品募集中・・・・・・未来の作家はあなたかもしれない・・・・・・
犬: 兎ちゃん、小説書いてるでしょう?
兎: はい、趣味で書いています。いつか小説コンテストに出そうと思っています。犬先輩、私の言ったことを覚えていてくれて、感動しました。
犬: 何水臭いことを言ってるんですか。これぐらいのこと、当たり前ですよ。どうですか。参加しませんか。
兎: あっ、私、目指しているのは小さいコンテスト、「小さな新人」ぐらいの 。この「ぴかぴかの星」は業界で一番規模が大きいから、「応募しよう!」とはなかなか・・・・・・
犬: そんなぁ・・・・・・兎ちゃんにぴったりだと思いますけど。
兎: それに、締め切りは2月 28 日だから・・・・・・ あと3ヶ月・・・・・・やっぱり、厳しいですね。
犬: 3ヶ月は短く感じるけど、実は長いんですよ。たくさんのことができます。うまく活用しましょう。小説を書くことも論文を書くこともできます。
兎: うわっ、たったの3ヶ月で、卒論を書いたんですか。犬先輩すごい! 尊敬します。
犬: あっ、えっと・・・・・・卒論はまだです。だから、その・・・・・・「うまく活用しましょう」って。お互い、頑張りましょう。
犬は、兎に励ましの言葉をかけようと思っていました。そして、うまく励ますことができたと、自己満足していました。
08: 商品を届けてもらいたい。
<お父さん、猫、飼おう!>
家族会議で、ペットについて話し合った。自分はペットを飼いたいと思っているけど、家族はなかなか賛成してくれなかった。
「お父さん、猫、飼おう!」
「だめだ。前にも金魚を飼ってただろう? 金魚の世話をしてたのは誰?」とお父さんが言った。
「お母さん・・・・・・」
「そうだ。金魚を勝手に買ったのは雄太、世話をしてたのはお母さん、だね。ペットはおもちゃじゃなくて、友達だろう?」とお父さんが続けた。
「今度は僕がちゃんと世話をしてやるから。お水もやる。餌も買う。猫、飼おうよ!」
お母さんが言った。「前にも、『僕が世話する』『家事、手伝うよ』って約束してくれたよね。でも、全然守ってくれなかった。お父さんもお母さんも信じてあげたいけどさ。じゃあ、こうしよう。まず雄太は今日から自分で約束したことを、しっかり やる。できる?」
「できる! お皿洗う。掃除もするよ。任せて!」と大きな声で言ったが、三日も続かなかった。負担が重すぎた・・・・・・ ささ、寝よう! また来週、おばあちゃん に相談に乗ってもらおう!
09: 大学院に進学しないで、就職するつもりです。
猫: 犬さん、そろそろ卒業でしょう? 最近は手続きで忙しいですか。
犬: それが・・・・・・完璧な卒論が書きたくて、留年することにしました。
猫: あら、まあ・・・・・・あと1年ゆっくり書く時間が できて、いいかもしれませんね。じゃ、冬休みは論文を書く予定ですか。
犬: いいえ、そのつもりはありません。どこか旅行に行くつもりです。猫さんは最近どうですか。何か予定、ありますか。
猫: ハムが長崎に行くって言うから、私も航空券を取りたかったんですけど、空席がなくて・・・・・・電車で行くつもりはありません ので、諦めました。
犬: 今のところ、どこも人がいっぱいですね。特に観光スポットは。じゃ、僕もやめようかな。どこにも行かないで、二人で楽しいことをしませんか。
猫: いいですね。おととし、ジムで鍛える計画を立てたけど、忙しくて時間がありませんでした。今度こそ、本気で頑張りたいです。一緒にスポーツを楽しみましょう!
犬は期待が外れて、ショックを受けました。「ああ、空が青いな」と思いました。
Unit 2
10:締め切りが近づいてきたのに、また本気になっていない。
<花粉症>
夏・秋・冬は大丈夫なのに、春は、つらい。
「目が赤い! 痒い!」 「鼻水もくしゃみも止まらない!」
それは、「花粉症」だ。春は花粉があちこち飛ぶ。鼻はその刺激を受けて、アレルギーを起こす。
調査によると、4 分の 1以上の日本人が花粉症を持っているそうだ。そして、今の医学では、まだ完全に治すことはできない。日頃から花粉に気をつけて生活しなければならない。
外に出ていく時は、マスクをつける。
家に入る時は、コートについている花粉を払ってから、入る。
そして、ちゃんと手と顔を洗う。
痒いけど、目や顔をかかない。
我慢するのが難しい時は、クリニックや薬局に行って、薬をもらおう。
こうして、良い生活習慣を身に付けて、快適な春を過ごそう。
11:言っちゃいけないことを言っちゃった。
犬: あ、しまった!お肉買うの忘れちゃった!今日のランチパーティでお鍋を作りたかったのに・・・・・・
豚: 犬君、落ち着いて。もしもし、美人さん?今どこ?お肉を買ってきてくれる?
猫: 任せてください!野菜は足りそうですか。野菜も買っていきましょうか。
豚: 野菜は大丈夫だ。冷蔵庫は野菜でいっぱいだ。むしろ野菜しかない。お肉だけ、よろしく頼む。
犬: 助かりました。・・・・・・ああ、やばい!冷蔵庫に入れておいたエビとステーキ、出して解凍しておかなくちゃいけなかったのに・・・・・・
豚: 慌てないで。冷蔵庫の中には野菜しかないって言ったじゃん。2時間前、兎ちゃんが出しといてくれたよ。
犬: よかった!・・・・・・ああ、大変!塩と砂糖、間違えちゃったかも!豚先輩、ケーキ食べてみてください。どうですか。
豚: あっ、大丈夫だよ。美味しい!犬君も味見してみて。
犬: はい。うん、うん!この前のランチパーティーは失敗しちゃったから、今回こそ!と思って頑張ったんです。やっぱり僕、料理の才能ありますね!
今回は大成功です!
12:もし君と出会わなかったら・・・・・・
<一人の時間>
去年、高橋さんに取材した。彼は本当に面白いデザイナーだ。一日働いて、一日休む。「オン」なら、精一杯働く。「オフ」なら、ゆっくり休む。休みの日は絶対に仕事をしたくないから、急な仕事は絶対に受け入れない。そんな人だ。
あの日は、二人でバーに行ってワインを飲んでいた。「一人の時間を売るつもりはない。」と彼は話してくれた。一人でいる時のほうが、アイデアがどんどん湧いてくるのだという。仕事のことを考えないで、本を読んだり映画を見たりするが、いいアイデアが浮かんできたら、頭の中でデザインするそうだ。しかし、休みの日にはペンは持たない。ただ頭の中にデザインを描いていく。そんな時のデザインは仕事ではなくて、楽しみだ。
私は謝った。「あ、すみません。仕事終わってるのに、一人の時間を邪魔してしまって・・・・・・」
「いやいや、鄭さんの記事は昔から読んできた。古い友達だと思ってる。仕事の後、友達と一杯飲むのは楽しい。」と笑顔を見せてくれた。
あんなに楽しかったのは、久しぶりだった。
13:言いたかったけど、言えなかった。
ハム:今、長崎だよ。初めての九州だよ!
猫:もう着いたんだ!長崎ってどんなところ?
ハム:山が多くて、海が見られる町だよ。お昼は長崎名物のちゃんぽんを食べた。今山奥の旅館に泊まってて、海の見える露天風呂にも入ったよ。本当に気持ちよかった。
猫:そうなんだ!それはいいね。あっ、なんか鳥の鳴き声が聞こえてきたよ!羨ましい!チケットが取れたら、私も一緒に行けたのに・・・・・・
犬:今度は一緒に行きましょう。来年の3月、桜を見に行くのはどうでしょう。
豚:いや、長崎なら、桜よりアジサイのほうが有名だよ。5、6月に「アジサイ祭り」があるんだけど、今年はゴールデンウィークが一番見頃かな。
ハム:さすが豚先輩、何でも知っていますね。
犬:ああ、僕も行けたらなぁ。ちゃんぽん、食べたい・・・・・・
犬はその日、本屋に寄って、長崎旅行の本を何冊か買いました。
14:ちゃんと準備しないと。
<地震が来たら>
今日は地震について考えてみましょう。
一つ目の質問です。エレベーターに乗っている時、突然地震が来ました。どうしたらいいでしょうか。そのままエレベーターの中で待ちますか。それとも、1階のボタンを押しますか。
正解は「全部の階のボタンを押す」です。早くエレベーターから出なければなりません。だから、一番近い階で降りてください。そして、階段を使って、1階に下りてください。
二つ目の質問です。家にいる時、地震が来たら、何をしたらいいでしょうか。多くの人は「机の下にもぐって、頭を守る」と答えますが、それで合っています。また、料理をしているなら、火やガスを消してください。急いで外に出ると危険です。何かが落ちてくるかもしれませんので。揺れが弱くなるのを待ちましょう。
それから、普段もいろいろ準備をしておいたほうがいいです。「備えあれば憂いなし」です。家の中をチェックしておきましょう。重い棚が倒れてきたりしませんか。入り口の近くに大きい家具はありませんか。安心して暮らせる家作りをしていきましょう。
15:人は何のために生きているのだろう。
豚:俺は世界中の誰よりも、猫さんのことが好きだ。付き合ってくれる?
猫:付き合って、何にですか。買い物に?食事に?
豚:ああ。いや・・・・・・その・・・・・・彼女になってもらえないかな?
猫:すみません。誤解を招かないように、はっきり言っておきますね。無理ですから、諦めてください。
豚:ええ?お願いだから、一度だけ、チャンスをください。猫さんのために、何でもする。この世にもし傘が一つしかなくて、雨が降っていたら、必ずその傘を見つけて、猫さんに渡すよ。
猫:あっ、それはありがたい。雨に濡れたら大変です。故障してしまいますから。
豚:うん?・・・・・・ちょ・・・・・・ちょっと!「故障」って?まさか・・・・・・
猫:はい。私、恋という気持ちが理解できなくて・・・・・・付き合うことはできません。
豚:ちょ・・・・・・ちょっと!意味が分からないよ!
兎はそんな小説を書いています。これは『地味な兎ちゃん』という小説の第5章の一部です。第5章はあと1ページで終わります。
16:この歌は何度聞いても好きだ。
<五月病>
「五月病」という言葉をよく耳にする。五月にしか見られない病気ではないが、一番よく見られるのが五月なので、「五月病」という呼び方が生まれた。
五月のゴールデンウィークという大型連休が終わって、職場や学校に戻る時、「だるい」「なんとなく体調が悪い」「どうしてもやる気が出ない」と感じる人が多い。五月病は心身に不調が現れるこのような状況を言う。
原因はいくつかあるが、その一つは睡眠だ。連休中に一晩中ネットをしたり、遅くまで飲んだりして、生活リズムが乱れる。それで、眠れなくなる。どんなに疲れていても、どんなに眠くても、眠れない。睡眠障害が起こる。
五月病とうまく付き合うためには、睡眠の質を上げることが大切だ。それからストレスを溜めないことも大切だ。気分転換できるように、日頃から自分に合ったストレス解消法を持っておく必要がある。頑張りすぎないように、休む時はしっかり休む。新入社員や転校生など、新しい環境に慣れていない人は、特に注意が必要だ。
17:黙れ。誰にも言うな。
猫:私、人型のロボットですよ。父は中国人の科学者で、「猫」という名を付けてくれました。だから、人間と恋愛するつもりはありません。断ります。ごめんなさい。悪く思わないでください。
豚:ええ?こんなに生き生きしているのに、ロボットだと?信じられない!
猫:中国の科学技術の発展は速いですからね。私の首の後ろを見て。QR コードがあるでしょう?スキャンしたら、研究所のホームページにアクセスできますよ。
豚:いやいや、こんな形で将来のお嫁さんのお父様に会いたくないよ!
猫:豚先輩、私だけを見ないで。もっといい人がいますよ。あ、いけない!私の中のコンピューターが、今にも雨が降りそうだ、と。お先に失礼します。
豚:行くな!行くな・・・・・・行かないで・・・・・・夢だろう?夢だ!夢なら、覚めろ!覚めろ!覚めて・・・・・・
兎:豚先輩、このままだとびしょ濡れになりますよ。傘、一つしかないけど・・・・・・よかったら、一緒に。止みそうにないし、そこの「泣くな」っておでん屋で雨宿りしましょうか。
兎は前回の小説の続きをこう書いています。第5章はこれでおしまいです。
18:子供のような心を持っている。
<北海道のいいところ>
日本は島国です。北海道、本州、四国、九州という四つの大きな島があります。このなかで、北海道は二番目に大きな島ですですが、住んでいる人は少ないです。そのため、旅行に行くと、「とっても広い!」と感じられます。
北海道は夏でも涼しいため、夏の旅行にぴったりなところです。7 月になると、ラベンダーが満開になります。そよ風が吹くと、風と共に満開の花がゆらゆらと揺れます。まるで紫色の海が波を打っているようで、とても綺麗です。良い香りもします。
冬になると、気温が下がって、スキーのシーズンになります。スキーがお好きなら、ここは天国のようなところです。海外の人にも人気です。スキー場はいつも観光客でいっぱいです。
スキーができない人には、温泉、釣りなどもおすすめです。海では魚がたくさん釣れます。海に出たら、クジラなども見られます。海辺で見られる夕焼けも大変素敵です。また、北海道でしか見られない動物もいるようです。
このように、豊かな自然や素晴らしい景色を満喫できるのが、北海道のいいところです。
Unit 3
19:部屋にお花が飾ってある。
兎:豚先輩、この問題を見てもらえませんか。私が書いた単語はなんで間違ってたんですか。
豚:どれどれ?・・・・・・あっ、ここ、ほら、「漢字で書いてください」って書いてあるでしょ?だから、平仮名や片仮名はだめなんだよ。点を落としやすいところだね。
兎:ああ、なるほど。
豚:兎ちゃんは来週テストがあるよね。油断大敵だよ。
兎:油断大敵?どういう意味ですか。
豚:油断は「注意が足りない」という意味で、油断大敵は「油断したら失敗を招くから、油断するな」ということだよ。
兎:勉強になりました。辞書のようですね・・・・・・かっこいいです。じゃあ、もう一つ・・・・・・この文にある「女心と秋の空」という言葉の意味、教えてもらえませんか。
豚:「女の心は秋の空のように変わりやすい」という意味だよ。ん?でも女の心もそんなに変わりやすいの?
兎:ふふふ、豚先輩、面白い。やっぱり私・・・・・・豚先輩・・・・・・の話が大好き・・・・・・かも。ずっとずっと聞いてたいです。
豚:俺も、兎ちゃんの役に立てて嬉しいよ。何かあったら、いつでも聞いてね。
豚先輩は、どんな問題の答えでもすぐに分かるのに、どうして女心は分からないのでしょうか。
20:私が寝てる間に、何があった?
<おじいちゃんの和菓子屋>
僕のおじいちゃんは小さな和菓子屋を経営している。お店を開いてから、もう 10 年が経った。「75 歳までやるつもりだよ。」と、おじいちゃんは言っている。
風が吹いても、雨が降っても、毎日店を開ける。夜 7 時まで開いている。近所の方がよく来てくれる。少し離れたところからわざわざ買いに来てくれるお客さんもいるようだ。
冬休みの間、僕は暇だったから、お店で手伝うことにした。おじいちゃんはこう話してくれた。「うちのお菓子はね、新しいものを毎日毎日作ってるんだよ。夜 6 時までに食べるのが一番うまいんだよ。売れ残ったものはおうちに持ち帰っていいからね。」
そして僕が「お母さんはいつも、『虫歯になっちゃうから、甘いものを食べすぎちゃだめだよ。』って言ってくる。」と言うと、「一つや二つぐらいなら大丈夫だよ。」と返してくれた。
あの冬休み、何故か毎日ちょうど一つ二つぐらい、「売れ残ったお菓子」があった。紅葉の形をしていたり、鳥の形をしていたり、毎日違うお菓子が残っていた。ラッキーだった。すごくおいしかった。
21:自分で料理を作るようにしている。
みんな:新年、明けましておめでとうございます。
猫:さあ、みんな、おみくじを引きましょう。
ハム:あ、小吉!「これからいい出会いがあるかもしれませんので、いつでも一番よい自分でいられるようにしてください」って書いてあります。
兎:私は吉!
犬:あっ、それならハムちゃんより兎ちゃんのほうがついてるようだね。
豚:それは決まっていないよ。吉の中では、大吉が一番よくて、末吉が一番「末」ということはどこでも共通しているけど、小吉と吉の順は、神社や地域によって違いがあるんだ。
犬:へえ、知りませんでした。
豚:俺も知らなかったけど、たくさん本を読んだり、好奇心を持ってネットで調べたりして、だんだん分かるようになってきたんだ。
猫:わあ、豚先輩は大吉ですね。「大切な人がすぐそばにいます」と書いてありますね。
豚:はは、俺は結構ついてるみたいだ。
^^
犬:もっと頭がよくなりますように。
ハム:素敵な人にいっぱい出会えますように。
兎:いつか自分の書いた小説が出版できますように。
猫:立派な人になれますように。
豚:大切な人がずっとそばにいてくれますように。
象:・・・・・・ますように。
【画外音:みんなの願いが、叶いますように。】
22:何にするか、決めた?
<僕の好きなパン屋>
ある日、可愛い小学生に出会った。その子はお店に入ってきて、何も買わないで、ただぼうっとしていた。「何かお探しですか。」と聞いたら、「実は、『好きなパン屋』って作文を書くために来たんだけど、何を書くかまだ迷ってるの。」と、恥ずかしそうに答えた。
「それなら、どのパンが美味しいか、お姉さんが紹介しましょうか。・・・・・・こちらのトーストは麦の香りがします。ぜひ嗅いでみてください。しかも、オーストラリアの干しブドウが入っているんです。」
「宝石箱みたいに美しいね。」その子はまじめにメモをしながら、言った。
「こちらのカップケーキは京都の抹茶を使って作っています。こちらには北海道の小豆が入っていますよ。」
「高くないのに、高級感があるね。」
「美味しいかどうか、試してみませんか。」
その子は何故か顔を赤くしたが、試に食べてくれた。そして、お辞儀をして、お店を出ていった。それから約1週間後、作文を見せに来てくれた。「店員のお姉さんは、宝石箱のようなパンよりもきらきらしていた。」と書いてあった。
23:見れば分かる。
猫:ああ、もう 11 時半なのに、ハムまだ帰ってこない!電話も出てくれないし、メッセージも返信してくれない。どうしよう?
ハム:お姉ちゃん!ただいま!
猫:あっ、お帰り!どうしたの?何かあった?
ハム:じ・・・・・・実はね、さっきやばかったの。帰り道、停電になっちゃって、真っ暗で何も見えなかったの。それで、突然男が声をかけてきて、「動くな!金を出せ!そうしないと、ひどい目にあうぞ。金を出せば殺さないから、早く出せ!」と脅かしてきたの。
猫:えっ、うそ!大丈夫?怖くなかったの?
ハム:怖かったよ。でも、その人を殴って、走って逃げてきた。
猫:え、ハムすごい。よく逃げられたね。
ハム:一番痛い場所を狙ってパンチしたからね!
猫:あ・・・・・・痛そう・・・・・・ねえ、緊急連絡先を設定しておいて。いざとなったら、お姉ちゃんや豚先輩たちに電話して。それに、今夜の事件は間違いなく犯罪。110 番で通報しよう。その男を捕まえてもらわなきゃ。
警察に通報しました。悪い男が捕まりますように。
24:あまり友達がいないらしい。
<お箸のマナー>
私には厳しいおばあちゃんがいる。おばあちゃんに大切なことをいろいろ教えてもらっている。
ある日、私が箸でお碗をトントン叩いていたら、おばあちゃんは「やめなさい」と言って私を叱った。それから、行儀が悪い箸の使い方の例を教えてくれた。
まずは「刺し箸」。これは箸を食べ物に突き刺すことだ。刺したら、取りやすくなるかもしれないが、箸を上手に使えない子供のような印象を与えるので、やめたほうがいい。ご飯に箸を縦に刺すのはあの世の人を供養する時だけ。中国も同じ文化を持っているらしい。「日常の食卓では縁起が悪いから、やめなさい。」
次は「迷い箸」。目の前に料理がたくさん並んでいたら、どれを取るか、時々迷ってしまう。「どんなに迷っても、箸をあちこち動かさないで。」
食事のマナーは、料理を作ってくれる人への感謝、一緒に食べる人への思いやりなどを含んでいる。「マナーは厳しいルールじゃないけど、ちゃんと守りなさい。」というおばあちゃんの言葉は今でも耳に残っている。
25:友達に撮影を頼まれた。
猫:あら、まだ起きてるの?もう夜中の 1 時だよ。眠れないの?
ハム:聞いて。嫌な夢見ちゃったの。夢の中で、提出する宿題が見つからなくてかばんの中を探してだ。ネズミに食べられた?泥棒に盗まれた?ってどきどきしてたら、「お前、宿題やってないだろ。」って突然隣のやつに笑われたの。「お前こそ、やってないだろ!」って言い返したら、そいつに足を踏まれて。「は?」って思ったからそいつの頭を叩いてやったの。そしたら「先生、ハムに頭を叩かれました!」ってチクられてさ。結局二人とも先生に叱られて・・・・・・めっちゃ腹立った!
猫:「そいつ」って、もしかして、彼氏?隆君のこと?
ハム:隆君だけど、もう別れたよ。
猫:ええ?別れたの?いつの話?
ハム:昨日。あいつに振られちゃった。
猫:それは・・・・・・あいつ、損したね。・・・・・・そうだ、お腹空いた?トムヤムクンあるよ。
ハム:食べる!食べる!
猫:それから、温かい温泉も、どう?行きたかったら、明日連れてくよ。
ハム:行く!行く!
【画外音:ハムは甘えん坊です。お姉さんに甘えることができて、幸せです。】
26:ダイヤモンドが盗まれた。
<長い通学路>
私の学校は海に囲まれた山の上にある。学校がいつ創立されたかは覚えていないが、とにかく長い歴史を持っていると記憶している。山を囲んでいる海は割と小さいので、学校からは向こう岸がよく見える。天気がいい日に見渡せば、すごく良い眺めだ。
海の上に、綺麗な橋が架かっている。車で渡ることも、歩いて渡ることもできる。これは 2 年前にできた新しい橋だ。それまでは、船に乗って海を渡っていたそうだ。
町は向こう岸にあって、学校からかなり遠い。そのため、毎日町のほうに帰っていく人は少ない。皆は基本的に山の寮に泊まるようにしているようだ。だが、私は毎日帰るようにしている。
家と学校の間を行ったり来たりするのが好きだ。家を出て、バスに乗って、ターミナルで降りる。そして、橋を渡って、山を登る。下校の時には、山を下りる。日によって山の雰囲気が変わるのが面白いから、全然疲れない。風に吹かれても、雪に降られても、学校に通うことは楽しい。いつか私はもっと長い橋を渡って、もっと高い山頂に行ってみるつもりだ。
27:留学か就活か・・・・・・すごく迷ってるところ。
ハム:犬さん、遅くなって、ごめんなさい。
犬:いいえ、僕もたった今来たところです。
ハム:これ、『日本の神社巡り』です。どうぞ。犬さんはこういう本に興味があるんですね。
犬:はい。豚先輩に負けないように、頑張っています。豚先輩に勝つために、どうすればいいか、アドバイスをください。
ハム:勝つためではなくて、広い世界を知るために、本を読めばいいんじゃないかな。お姉ちゃんのためではなくて、自分のために読むんですよ。
犬:猫さんのため・・・・・・じゃありませんよ。自分のために・・・・・・読むようにしていますよ。
ハム:はい。そういえば、バイト探しはどうですか。順調に進んでいますか。
犬:今バイト情報を集めているところです。
ハム:なら、私たちも、よさそうなのを見つけたら、伝えますね。じゃ、お先に失礼します。
犬:あっ、僕も帰るところなんです!さっきチョコを買ったばかりで、猫さんに届けて、食べてもらおうかなあ、なんて思っていて・・・・・・ちょうどよかった!一緒に行きましょう!
【画外音:はい。】
Unit 4
28:お兄さんが負けたなんて・・・・・・そんなはずない!
<お母さんに「ありがとう」を贈ろう。>
お母さんはうるさい。
「部屋めちゃくちゃじゃない!掃除しなさい。」
「ごろごろしてないで!さっさと宿題やりなさい。」
「ぐずぐずしないで。早く!」
そんなことを言ってくる。
お母さんは優しい。
私が試合に負けてがっかりしていた時、お母さんは「次頑張ろう!」って慰めてくれた。
私が病気になった時、お母さんは何日も看病してくれた。
私が仕事のことで悩んでいた時、お母さんは温かい料理で支えてくれた。
そんなお母さんは、時々、嘘をつく。
疲れていても「大丈夫。」って言う。
お菓子が一つしか残っていないと、「お腹いっぱいだから。」って言う。
そろそろ母の日だから、「プレゼントは何がいい?」って聞いたら、「母の日なんてすっかり忘れてたよ。」「プレゼントなんか要らないよ。」って返事が来た。
でも、母の日を忘れているお母さんなんていない。
きっと心のどこかで、子供の「ありがとう」を期待しているはず。
だからちゃんと「ありがとう」を伝えよう。
今月の給料でお母さんがずっと欲しがっていたゲーム機を買ってあげようと思う。
お母さんは「要らないって言ったじゃない。」って言うかもしれないけど、「でも、ありがとう。これ欲しかったんだよね。今度一緒に遊ぼう。」って言って喜んでくれると思う。
29:会社ではタバコを吸ってはいけないことになっている。
犬:よし、決めました。大きな部屋に引っ越すことにします。
猫:ええ?寮を出るということですか。近くて安いのに?引っ越したらからえって不便になったりしませんか。
犬:まあ、そうですけど、僕、一流の会社で働くことになるので、僕に「似合う」部屋に引っ越さないと。
猫:何それ?(笑)「僕に『似合う』部屋」って・・・・・・それより、バイト、見つかったんですか。
犬:いいえ。まだです。僕、一流の会社にしか応募していないから、必ず一流の会社に入れるんですよ。
猫:えっと・・・・・・そういうことか・・・・・・じゃあ、面接のお知らせは来ましたか。
犬:それもまだです。でも、3 日前から履歴書をたくさん送っているから、そろそろ面接の誘いがどんどん届くはず。そうなったら、すごく忙しくなるし、それまでに部屋の引っ越しを済ませたいと思っているんですよね。
猫:・・・・・・ねえ、聞いて。
【画外音:結局、引っ越さないことにしました。】
30:ありのままの自分を受け入れよう。
<隣の芝生>
「隣の芝生は青い」という言葉がある。自分の庭の芝生も十分青いのに、隣の庭の芝生を見ると、そっちのほうがより青く見えてしまうという意味だ。隣の子供を見ると、自分の子供よりも頭が良さそうだと思ってしまう。自分の給料も、つい隣と比べてしまう。何でも隣のほうがいいと感じてしまう。他人のことが羨ましくなる・・・・・・そんなことはないだろうか。
この感情はたまに良い結果につながることもある。しかし、何事にもほどがある。この感情が強くなると、「嫉妬」に発展してしまうことがある。「あいつなんて、みんなから嫌われてしまえばいいんだ。」こんな考えが出てきたら、感情のコントロールが必要になる。
人は皆、それぞれ長所と短所がある。人のことばかり見ていないで、自分の長所を大事にしよう。自分の庭も十分きれいで可愛い。考え方を一つ変えることで、世界がより美しく見えてくるはずだ。
31:最近忙しくて、食事らしい食事が取れていない。
犬:これ、履歴書です。三日前から同じものを使っているんだけど、よかったらアドバイスもらえませんか。
猫:うーん、アドバイスですか。個人的な意見しか言えませんけど、それでも大丈夫ですか。
犬:いやいや、それでいいんです!猫さんが好きな感じに直したいんです!
猫:ああ、じゃあ、私でよければ・・・・・・なるほど、結構いいと思いますよ。
犬:へへ、でしょ?
猫:ただ・・・・・・この写真は変えたほうが・・・・・・
犬:え!?どうしてですか?この写真はすごく僕らしいと思うんだけど、ダメですか。
猫:ありのままの自分をアピールするのはすごくいいんだけど、帽子をかぶったままでは、顔がはっきり見えません。あと、髪もボサボサだと、元気がないって思われちゃうから。ここでは犬さんの元気いっぱいなところを伝えたいですね。
犬:うーん、僕はいいところがありすぎるから、自分でもどこをアピールするか、迷う時があります。
猫:そういうところも、犬さんらしい、いいところです。「どんな失敗があっても、挫けない。」という一言を入れてもいいかも。
犬:よし!猫さん、男性ならどんな髪型が好みですか。早速、切ってきます!
猫:ちょっとちょっと、面接と関係なくないですか。話聞いてますか。
【画外音:犬は、面接官より猫さんの好みのほうが大事なようです。】
32:少々お待ちください。
<素敵な田中教授>
面接で初めて田中教授に会った日、教授は「厳しく指導するつもりですが、覚悟はありますか。」とお聞きになったから、最初は大変厳しい方だと思っていた。
私は現在、教授の下で勉強している。教授は本や論文をご覧になったり、熱心に授業をされたりする。毎日仕事ばかりだと思われるかもしれないが、それは違う。旦那さんもお子さんもいらっしゃって、充実した生活を送られている。とても素敵な教授なのだ。
そして、先週、教授とたまたま食堂で出会って、一緒にランチをした。何と、教授はお弁当を持ってこられていた。お弁当には、唐揚げやレタス、ご飯などがバランスよく入っていた。「ご自分で作られたんですか。」と聞いてみたら、「実は、夫が作ってくれてて・・・・・・」と教えてくださった。それから「仕事と家庭のバランスを取るのは難しいけど、両立できない時も多いんだけど、私と夫は価値観が似てるから、お互いの仕事を尊重してるの。」ともおっしゃった。
「素敵な人には素敵な人がついてくるんだなあ。」そこで思い切って「素敵な人になる秘訣」を尋ねてみた。すると、教授は「それを考えてる時点で、もう十分素敵よ。」と話してくださった。
33:行って参ります。
森山:本日担当する森山です。よろしくお願いいたします。本日はいかがなさいますか。
犬:こんにちは。今日はちょっとカットをお願いしたいです。
森山:長さのご希望はございますか。
犬:このぐらい、ですかね。うーん、猫さんの好みが分からなくて困るな・・・・・・
森山:すみません、私、猫さんを存じ上げませんので・・・・・・何とも・・・・・・
犬:ハム!ハムはどんな髪型が似合うと思いますか。
ハム:そうですね。短くてさっぱりした髪型かな。でも、私とお姉ちゃんの好み、真逆かもよ。
犬:ええ?そ、そんな・・・・・・僕は猫さんの好みなんて聞いていませんよ。
森山:参考になるお写真などはお持ちですか。
犬:この人が好きでね・・・・・・
森山:そ、そうですか。ええっと、「こういう髪型がいい!」みたいな客様のイメージはございませんか。
犬:あっ、そっちか。えっと、この写真のように切ってもらえますか。
森山:はい、かしこまりました。早速カットしていきますね。
^^
森山:いかがですか。後ろのほうもご確認ください。
ハム:うんうん、似合っています。
犬:とってもいい感じです!ありがとうございます。
【画外音:今日も自信満々な犬です。】
34:もう少し安くしていただけませんか。
<清水先生へのメール>
件名:ご無沙汰しております。朴です。
<清水先生>
ご無沙汰しております。朴です。お元気でいらっしゃいますか。私はおかげさまで、何とか元気に過ごしております。
タイに来て、もう半年が経ちました。やっと落ち着いてきました。慣れるまでこんなに時間がかかるとは正直、思っていませんでした。言葉が通じなくて、苦しい思いをすることもあります。しかし、中国語と英語、日本語を頑張って使えば、何とか自分の考えを伝えることができます。タイ語は、先月から勉強し始めて、今は少し話せるようになりました。
バンコクは魅力的な町です。古いお寺、賑やかなクラブ、美しい海岸の風景。しかし、できるだけ、研究に専念するようにしています。今頭にあるのは、勉強の二文字だけです。
先生に教えていただいた日々を懐かしく思います。また連絡いたします。お体にお気をつけてお過ごしください。
<朴>
<朴さん>
メールを、ありがとう。朴さんなら、困難を乗り越えていけると信じています。勉強だけではもったいないから、色々経験するといいよ。写真あったら送ってください。
<清水>
35:休ませて。
サギ:サギ病院でございます。こちら豚様の連絡先でしょうか。猫様が大怪我をして、救急車で運ばれて参りました。手術を行うのに手術代が必要です。今すぐ振り込んでいただけないでしょうか。
豚:そっか。いくら振り込めばいい?口座番号は?
サギ:口座番号は既にメッセージで送らせていただきました。ご確認ください。まずは 100 万円を振り込んでいただければ・・・・・・
豚:何?たったの 100 万?軽い怪我じゃないか。なら、ほっといて。
サギ:ええ?ほっといてって?本当にほっといていいんですか。猫様、意識を失う前に「豚先輩、豚先輩」と呼び続けてて・・・・・・それで携帯の緊急連絡先から豚様にご連絡させていただいたのですが・・・・・・ほっといたら、猫様、命を落とすことになりますよ。
豚:うん、ほっといて。
^^
豚:詐欺電話ひどいね。騙される人もいるだろうし・・・・・・
猫:はい。
^^
犬:豚先輩!大変です!猫さんが大怪我で気を失ったって!気を失う直前まで、ずっと僕の名前を呼び続けていたらしい。今すぐ手術を始めないと大変なことに・・・・・・僕、30 万しか貯金がないんです。あと 70 万円をどうか・・・・・・
【画外音:その夜、犬は日記にこう書きました。「最近はついてないみたいだ。自転車は盗まれたし、買ったばかりの白い靴は汚されたし、せっかくの貯金も取られそうになった。あっ・・・・・・でも、よく考えれば、いいこともあった。猫さんが無事でよかった。大怪我が嘘でよかった。卒論を書くチャンスもあって、猫さんを食事に誘うチャンスもあって、借金はない。ん?僕、ついてるかも!」】
36:つまらない話をいっぱい聞かされちゃった。
<光と明里>
猫のルナの体調があまり良くない。夜 12 時ごろ、薬を飲ませてみたけど、よくなりそうになかった。「どうしよう・・・・・・」落ち着いてから、最初に頭に浮かんだのは明里だった。早速明里に電話して、日曜の深夜でも開いている動物病院はないか、聞いてみた。明里は「今ちょうど残業終わったとこだから、車で病院まで送るよ。」と言ってくれた。
20 分後、明里の車が到着した。
「ごめんね、迷惑をかけて。」
「いや、そんな。迷惑だなんて・・・・・・迷惑をかけたり、かけられたりするのが親友でしょ?」
「それはそうだけど、いつも明里に助けられてばかりで・・・・・・」
「そんなことないよ。前、私がすごく困ってた時、光、旅行先からわざわざ飛んできてくれたじゃない?↓」
「あれは・・・・・・もともとあの日に帰る予定だったからね~」
明里は微笑みを浮かべながら車を走らせた。「優しい嘘をつき合えるのも、親友だね。」
今夜は綺麗な月と星が見える。明里の「残業」という優しい嘘も見え見えだ。